時々ピポタマス

BaseBallBearと森見登美彦が好きです。

雨の日の過ごし方

今週のお題「雨の日の過ごし方」

 

 

 

雨の日は良い。

 

いつも騒がしい街の喧噪を雨音が優しく包みこんでくれる。

何をそんなに急いでいるのか、町ですれ違う人たちの顔は焦っていたり、イライラしていたり。

 

深く傘を差せば、そんな人達の顔も隠れる。

 

外にいても自分だけの世界が作れる、

私は誰も見ない、

誰も私を見ない。

 

 

だから私は雨の日に出かけるのが好きだ。

 

 

 

 

むしろ雨の日しか出かけないくらいだ。

 

毎日逆てるてる坊主を最低10体はベランダに吊るしている。

台風レベルの雨風に打たれたい日は100体吊るすこともある。

 

毎朝4時に起床し、雨が降っていれば歓喜の舞をしながらその日の逆てるてる坊主に口づけを。

雨の降っていない日は、その日の逆てるてる坊主を燃やし、火の周りで雨乞いの舞を。

 

私の生活はいつからか雨を中心に回っている。

 

 

雨の為に踊り、

雨に踊らされる。

 

 

好きな言葉は「梅雨前線」

嫌いな遊戯王カードは「ラーの翼神竜」

 

 

これでいい。

これでいいのだ。

 

「雨の日の過ごし方」ではない。

「雨の日しか過ごさない」のだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嘘です。

すみません。

 

正直雨は嫌いです。

基本濡れたくないので、雨の日はできれば外出したくありません。

 

晴れたらうきうき、雨だとしょぼしょぼ。

 

 

「雨の日の過ごし方」

自宅でYouTube見ながらごろごろしてる。

 

本当はこの一文で終わってしまうのです。

 

見栄を張ってお洒落なことを書いてやろうと思ってしまいました。

そしてよくわからないことになってしまいました。

 

 

「雨の日しか過ごさない」

意味がわかりません。

正直、色を変えてみたいだけでした。

 

 

 

もう今日は晴れ乞いの舞をして寝ます。

おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

 

PS.「ラーの翼神竜」よりは「オシリスの天空竜」派です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

春、一人暮らし、我が城

この春から一人暮らしを始めた。

 

想像していたより家事は難しくなかったが、めんどうである。

料理は楽しいが後片付けはめんどうだし、洗濯機はボタン一つで動かせるが干すのはめんどうだ。

こんなのはみんなやっている。

そのうち慣れるよ。

と周りの人間は言うし、

私自身もわがまま言ってるなー。とか

早く慣れてしまえ、それが生活だ。

とは理解しているものの、現状不満を募らせているのでこうして形に残している。

 

私は生活力が低いのだ。

 

いきなり不満を書き出してしまったが、楽しいこともある。というか基本楽しい。とても楽しい。ビバ一人暮らし!

なによりも部屋の全てを自分好みにできる点が良い。よいよいである。

昔からの夢だったソファーを置き、トイレではスタンプを押して綺麗にするやつも使っている。あれあれ、みんな人生で一度は押してみたいやつ。あれはよいよいである。なんだかいい香りもする。いい香りのするものは大体よい。

 

そんなこんなで今現在、我が住まいは家ではなく、もはや城と呼べる代物になっている。過ごしやすさ的に。呼んでいるのは私だけだが。

 

 

一人暮らしを始めて一月が経った。

今までは気づかなかった自分の中の一面に出会うことが多い。

 

私は実は几帳面だったのだ。

 

いきなりこんなことを言われても、訳がわからないと思う。実はも何もお前なんか知らん。と思っているだろう、

このブログを読んでいる人がいればの話だが。

正直な話、誰も読んでいないと思っているからこんな駄文をつらつらと書けている。

しかし誰かに読んでほしいとも思う。

 

私は実は寂しがり屋さんなのだ。

 

この短時間に私の本性が3つも露わになってしまった。

几帳面の話に戻るが、私の実家での暮らしは酷いものであった。部屋に足の踏み場がないことはもちろん、積み上げた書類らが定期的に雪崩を起こし6.7年ぶりに再会を果たすこともあった。部屋でものを食べる習慣がなかったことが唯一の救いであろう。

 

しかし!今ではどうだ。

小さなゴミを見かけるたびにコロコロで掃除をしている。我が城には掃除機がないので、廊下もトイレ周りもしゃがみこんでコロコロする。この私がである。

そのおかげで我が城は、書類どころか文房具どころかレゴブロックすらもない空間となっている。

 

これはすごいことである。部屋を綺麗にしてすごい、えらいと言われるのは5歳児までと相場が決まっているが、すごいのである。

誰か私を褒めてくれ。

 

要するに私は憧れていたのだ。綺麗な部屋での生活に。無印良品モデルルームのような部屋に。

実家では積み上げてきた歴史、伝統に囚われ行動できなかった。掃除を始めるには余りにも遅い状況だったのだ。仕方ない。

しかしゼロからのスタートとなれば話は違う。理想郷を築ける!なりたい自分になれる!

ミュゼプラチナム!!

 

そんなこんなで現在、我が城は清潔極まりない。今後は掃除機というリーサルウェポンも入手予定である。

だが油断はできない。

 

私は実は飽きっぽい人間なのだ。